①
四畳半タイムマシンブルースを観た。
帰り道、京都で過ごした5年間の大学生活を思い返してみたが、
「神宮丸太町駅周辺のセブンイレブンの発券機がすべて不調でチケット発券できず、京都メトロ前で立ち尽くす」
「深夜の伏見稲荷を登っている時に、もし草陰から猪がきたらどう対処するかの話になり、対処法が見出せなくてそのまま引き返す」
「大学生協の芋もちを賭けてオセロをしたら、白熱しすぎて授業を飛ばす」
「冬の鴨川デルタで喋ってたら、大雨降ってくる」
みたいな思い出しかなく、たとえタイムマシーンがあったとしても上手く立ち回れる側の人間ではないんだろうと悟る。
②
おまけの夜、ED曲の流れ始めるタイミングが良すぎて、そこだけを何度も繰り返し観てしまう。
というかHASAMI groupの曲が良すぎる。
もし過去に戻れるのなら、ISHI group名乗ってライバル気取りたい。そしたらKAMI groupも現れて、じゃんけんをもじった名前のスリーマンイベントとかできるのかな、そんな世界線があったなら、相当アツい。
③
ダウ90000第4回本公演『いちおう捨てるけどとっておく』観た。
過去の劣等感や未来への期待感に心が覆われて現在を蔑ろにしてしまう感覚はたしかに自分の中にもあるのでかなり刺さってしまう。
といったものの、その後の帰り道では結局「何にしても今の自分がやりたいように生きるしかないよな」というめちゃくちゃ浅い感想に落ち着く。
餃子屋さんに並んでいる時、横にあった何屋かよく分からないお店から、何の集まりかよく分からない集団がでてきたので、そのうちの1人に何の集団なのか聞いたら、しっかり無視された。ただやりたいように生きると、傷つくこともあると知る。
④
母親が東京に来た。銀座線の車内にいる母親、めちゃくちゃ小さく見えた。幼い頃のあの頼もしかった母親と銀座線に乗ってる母親が地続きの存在だと思えなくて、母親入れ替わり説とかいうかなりローカルな陰謀論を唱えたくなる。
⑤
浅草のローヤル喫茶店でモーニングを食べる。自分がAセットで母親がCセット。
浅草地下商店街に行く。TVで観て以来一度来てみたかったんだと、テンションが上がる母親。
時間が余ったので、隅田川沿いで話をする。
今の生活の話や、将来の話。
こんなにも母親と2人で過ごすのは久しぶりなので、その言動から自ずと昔の記憶も想起される。今の母親を通して過去の母親との記憶が思い出されるのならば、今の母親は昔の母親を思い出す為のタイムマシーンのようなもので。歳上の人たちが集まるとずっと思い出話をしてたの、あれも一種のタイムスリップだったんだと思うと相当愛おしい。
自分も、いつか思い出して笑える思い出を、いろんな人と作っておきたいと思う。
■最近よく聴いた音楽
柴田聡子 - 雑感
Delegation - One More Step to Take
DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN - MIRROR BALLS
Yot Club - no way!
耳中華 - テント買おうと思った
Eden Samara - The Local
スカート - 君がいるなら
■最近よかったもの
STUTS From Atik Studio 2022
ALFIE TEMPLEMAN JAPAN TOUR2022
眉村ちあきさんと好きなものについてお話しする港区家賃3万7千円男
キングオブコント2022
四畳半タイムマシンブルース
いちおう捨てるけどとっておく
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